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ロードス島
Greece–Turkey 40-Day Journey / Day 24

船でロドスへ

 朝5時半に起きて、6時半過ぎに宿を出た。出国手続きがあるので、8時までに必ず来いと言われていたのだ。ロドス行きのフェリーが出る港までは、荷物を背負った状態なら歩いて30分くらいかかる。

 7時に港に着いた。敷地内には、人っ子一人いない。フェンスの向こうを、犬の散歩をしているおじさんが通っているくらいだ。あと30分もすれば人が来て、手続きをしてくれるだろうと思い、ベンチに座ってiPodを聴きながら時間を潰した。

 7時半を過ぎて、カナダ人らしきバックパッカーの男の子が二人現れた。でも港の職員は誰一人としてやって来ない。

 8時5分前。ようやくぱらぱらと職員がやって来て、準備を始めた。トルコ人に30分前出勤とか、そんなことをする人はいないのかもしれない。そして来てまずやることは、コーヒーを飲むことだ。
コーヒーでくつろぐ職員に船の予約の紙を見せると、「あぁ、ちょっと待ってね」と、すぐに私の名前が入ったボーダーカードが出て来た。ありがとう、エルマン! その場で€40を支払って、発券完了。

 8時近くになって、ゾロゾロとヨーロッパからの団体さんがバスでやって来た。一緒に並んで出国手続きをした。パスポートコントロールの前に、飛行機みたいに荷物を流して機械に通すんだけど、私のナイフには反応しなかった。
大丈夫なのか??
ナイフと共に乗船(笑)

船の甲板から見るマルマリスはとても綺麗だった。
トルコではいろんな思い出ができた。貴重な体験もした。トルコ人の日本人好きにはかなり参ったけど、また来たいと思う国だった。トルコで出会った人たちの温かい笑顔を思い出しながら、船の窓から景色を眺めた。

もう使えなくなってしまうトルコリラで、たっぷり入ったコーヒーを買った。ナイスチョイス。

ロドス行きチケット販売所
ロドス行きチケット販売所
マルマリス〜ロドスの高速フェリー
マルマリス〜ロドスの高速フェリー

ロドス到着

 9時に出港して、なんと10時にロドスに着いた。
これで€40(5,600円)は高すぎる!

 ともあれ、ロドスが見えた瞬間からわくわくした。いきなりドーンと城壁が見えてきたのだ。騎士の街は、まるでゲームの世界みたい。

早く街を探検したかったのだけど、とりあえず港から家に電話をした。それほど大きくはなかったようだがまた地震があったらしい。あと10年、20年もすれば、日本は海の底に沈んでしまっているかもしれない、などと思う。そしたら何処に移住しようかな……。

電話を終えて、ピレウスへの船を確かめるため、港の近くに並ぶ旅行会社を訪ねた。ピレウスへの便は、ほぼ毎日あるらしい。

友達との待ち合わせは28日。ロドスには長居したい気がしたので、26日の夜行の船を取ってもらった。一番安い席で€41(5,740円)と、これまた高い。

まぁ、一晩船の中で過ごせるので、宿代が浮くのはせめてもの救いか。14時間の船旅だ。そろそろシーズンに入ってきて、いろんなものの物価が上がりはじめているような気がする。

フェリーから望むロドス島の城壁
フェリーから望むロドス島の城壁
ロドス島・マンドラキ港のシンボルシカの像
ロドス島・マンドラキ港のシンボルシカの像
中世への入り口、ダンボワーズ門
中世への入り口、ダンボワーズ門
ハチミツ色の石畳の路地
時間が停まったようなハチミツ色の石畳の路地

宿探し

 フェリーのチケットも買ったことだし、さっそく宿探し。

ロドスは、城壁に囲まれた中世の姿を残すOLD TOWN(旧市街)と、ビーチリゾートのNEW TOWN(新市街)に分けられる。宿を取るなら旧市街の方が雰囲気がありそうだと思って、最初に見つけた城門から旧市街に入った。

そしてびっくり!
なんだこの人の多さは!

見渡す限りの欧米人観光客に、しばし呆然とした。ロドスはギリシャでも屈指の観光地で、トルコからの日帰り観光客もやって来る。ここはすでに観光シーズンを迎えているみたい。でもアジア人は一人もいない。

お土産屋やレストランがずらりと並んでいる道を通って、旧市街の奥へ奥へと足を進めた。これだけの観光地とくれば、宿の相場は高いに決まっている。ガイドブックを見ても、ユースホステルでさえ€25~。ユースじゃなければ€40~だそう。

節約の鬼姫の私が、そんな所に泊まるわけにはいかない。

安宿がありそうな、多少不便な奥まった路地に入っていき、何軒か尋ねてみた。この辺りでもやっぱり1泊€40とか€30とか言う。
「5泊したいんだけど、安くなる?」
と聞くと、€25にしてくれた。でもまだ下げたかったので断った。カランバカでは€25の宿に泊まっていたのに、トルコの安さに味をしめてケチになっている。


 細い道をきょろきょろしながら歩いていると、路地の奥に宿らしき看板が。

中に入ってみると、なんて可愛い!

今まで泊まったどの部屋よりギリシャっぽい、白と青と緑のこぎれいな部屋だった。バス・トイレ付きだと€35、共同だと€25だと言われたけど、

「もっと安い部屋を探してるの」

とねばると、€22にしてくれた。
もっと探しても良かったんだけど、宿のマダムの笑顔があまりにも素敵だったので、ここに決めた。宿泊カードを記入していると、このお洒落で可愛いマダムが、紅茶とクッキーを持って来てくれた。

素敵過ぎる宿のマダム
素敵過ぎる宿のマダム
可愛すぎる部屋の鍵
可愛すぎる部屋の鍵

待ちに待ったランドリーへ

 部屋に荷物を置いて、今日まずやること。

それは洗濯。

ランドリーにジーパンを洗いに行きたい。ほとんどアウトサイドで過ごした20日間、一度も洗っていないため、履いているだけでなんだか臭いし、ジメっとする!
ロドスはランドリーが安いと聞いていたので、この日を待っていたわけ。トルコでは1,200円と言われたところ、こっちでは630円だった。
よっしゃー! 臭くない!!
ついでにパジャマ代わりのスウェットも洗った。なんだか軽くなった(おいおい)。

それから旧市街をうろうろして、次に城門を出て、新市街にも足を伸ばした。やっぱりギリシャはオシャレだ。新市街は、アメリカンリゾートっぽい雰囲気。海水浴ができる浜まで歩いてみたけど、海はとても綺麗だった。すでに水着で肌を焼いている人や、泳いでいる人がいる。

ATMが見つからず、仕方なく銀行でT/Cを現金に換えたら、次の通りでシティバンクのATMが見つかった。

ド畜生。

大きなスーパーを見つけたので、5日分の食料を買いこんだ。この辺りじゃタベルナも高くて、一人じゃ入れない。友達と合流した時に、ちゃんとしたギリシャ料理を食べに行こう。
それにしても、中世の街のような旧市街は、どの通りも同じように見えて、今日一日歩き回って一度も同じコースを歩けなかった。

(注:私は方向オンチです)

生活する気満々♪
生活する気満々♪

Location

ロドス旧市街Rhodes Old Town
Medieval Town, Rhodes 85100, Greece