Greece–Turkey 40-Day Journey / Day 27 またパンをいただいた 今日も良い天気だ。洗濯をして、外出した。26日のフェリーを取ったのに、初日に宿のレセプションブックに「Leave on 25」と書いた気がして、奥さんに「26日に発つから」と言い直した。 宿を出ると、日曜日の礼拝がちょうど終わったところだったみたいで、宿のすぐ近くの教会から人がぞろぞろと出てきた。みんなパンをたくさん持っている。通りすがりのおじさんに「カリメーラ!(おはよう)」と挨拶すると、ニコッと笑って、手にしていたパンを1つくれた。シナモン風味の美味しいパンだった。 今日も良い天気だ。洗濯をして、外出した。26日のフェリーを取ったのに、初日に宿のレセプションブックに「Leave on 25」と書いた気がして、奥さんに「26日に発つから」と言い直した。 今日は旧市街の中にある考古学博物館に行こうかと思ったんだけど、日曜日でも入場料がタダにならないみたいなので、なんとなく興醒めしてやめてしまった。 21年後の補足 当時のギリシャでは、11月〜3月は毎週日曜日が無料だったものの、4月〜10月は無料になるのは毎月第1日曜日だけだったらしい。この日は4月24日。 普通に有料の日だった。博物館は何も悪くない。 石造りの旧市街を凛々しく巡回するギリシャの騎馬警察「レンジャーズ」 街角に停まったスクーターの足元に、モフモフがすっぽり。 写真を撮る一日 この考古学博物館は、騎士団によって建てられた病院を利用している。ここにある、片膝をついて両手で長い髪を持ち上げている姿で有名なアフロディテ像は見ておきたかったんだけど、それしか見るべきものがなさそうだし……。考古学博物館にはアテネとクレタで行こうと思っているので、今回は節約。 そうすると、本当にやることがなくなってきた。節約さえしなきゃ、バスでリンドスまで足を延ばして、アクロポリスを見たいところだけれど。リンドスはロドスの古代3大都市の一つで、その3都市の中で、今も同じ場所に町が残っている唯一の場所。 太陽神ヘリオスの孫の名前が町の名前になっているそうだ。こういう話はなんだか好き。 悩んだ結果、結局今日はロドスの写真を撮ってまわって過ごすことにした。 21年後の補足 この旅では「できるだけお金を使わない」ことに妙な達成感を覚えていて、結局、帰国する頃には旅費がかなり余っていた。 リンドスに行きたかったのなら、行けばよかったのだ。 旅費は余らせるために持ってきたんじゃない。 21年後の今なら、迷わずバスに乗る。 エーゲ海の風をまとい、次の出港を待つヨットたち 港の防波堤沿いに並ぶ風車。かつては船から降ろした穀物をここで挽いていたという。 青いエーゲ海に向かって気高く立つシカの姿が印象的。 島を守ったのは我々である、という主張 21年後の未回収事案 ロドス島(ロードス島)のシンボルは「シカ(鹿)」で、ロードス島のマンドラキ港の入り口に佇む細い2本の石柱と、その上にリアルなサイズ感の「雄鹿(エレフォス)」と「雌鹿(エレフィーナ)」のブロンズ像が立っている。 なぜ鹿がロドスのシンボルなのか。 ロードス島には古くからダマジカが生息している ヘビ退治の伝説 中世の十字軍(聖ヨハネ騎士団)が島にやってきた際、大量にいたヘビを駆除するためにシカを連れてきたという伝承もある。蛇は鹿の匂いが嫌でいなくなったとか、文字通り消えてなくなった、とか。 毒蛇をやっつけたのは実は猫である、説とか。 結論!「Dama dama(ダマダマ)」という名前は可愛い! ニュータウン 新市街に出ると、シャンパンゴールドの日産マーチ(「MICRA(マイクラ)」と書いてある)を発見。このマーチの色ってないよなぁと思いながら、車体に書かれた「RENT A CAR」の文字を見て、「あ、これがレンタカーか!」と妙に納得した。それまで「レンタカー」という言葉の由来なんて、考えたこともなかった。 お昼は昨日行った「GOODY'S」でサラダバー(€4)に挑戦した。山盛りサラダを食べて、緑のモノを補給。これで倒れないだろう(笑)。パプリカが信じられないくらい美味しい。日本では彩り程度のイメージがあるパプリカだけど、こっちのパプリカはしっかりとした甘味がある。オリーブとフェタは生野菜によく合うなぁ……。 シャンパンゴールドカラーのマーチ改め「MICRA(マイクラ)」 ポップなカラーの椅子が並ぶ地元のカジュアルなファストフード店 笑顔でソフトクリーム増量 おじさんにソフトクリームのミックスを最高の笑顔でお願いすると、ものすごくたくさん絞ってくれた。前に買っていったおばちゃんの1.5倍はある! 例のごとく、自分で写真を撮りながら食べていると、通りすがりの老夫婦に笑われた。 それから海の方へ向かうと、カジノ・ロドスの裏の海でモーターボートのレースがあっていて、人だかりができていた。カジノの庭から映画みたいな実況中継がガンガン入るので、面白くてしばらく塀に座って見学。アジア人が誰もいないので、レースよりも私の方が注目されていた。 今日は日曜日だけど、ロドスでは店はまぁまぁ開いている。だけどシエスタは、大きなスーパーでさえきっちり取る。14時すぎに牛乳を買いにロドスで一番大きなスーパーに行ったら、ちょうどレジを閉めているところだった……。 宿に戻ってきたら、部屋が綺麗になっていた。毎日シーツとタオルを換えてくれて、とても良い宿だ。あとは小さなアリさえいなければ……。花がたくさんあるせいか、花アリみたいな極小のアリがいる。殺虫剤がないので、虫よけスプレーでだいぶやっつけた。でもまだ時々いるので、地味にカットバンで貼り付けて退治している。 ニュータウンで人気のベーカリー 最高の笑顔で1.5倍盛りをゲット Location ■ニュータウン観光案内所 Rhodes New TownAverof Street, Mandraki, Rhodes 85131, GREECE
Greece–Turkey 40-Day Journey / Day 26 朝は洗濯 朝早起きして、まず洗濯をした。今泊まっている宿は、屋上に洗濯物を干せるので助かる。やっぱりお日さまの下で乾かした方が気持ちが良いものね。天気が良いのですぐに乾くだろう。 洗濯物を干し終わってから、古代ロドスのアクロポリス・スミス山に向かって出発。バスも出ているけど、住宅地を抜けて徒歩で行くことにした。この辺りはリゾートでも観光地でもなくて、普通の住宅地なので静かだ。 ロドス島は太陽神ヘリオスの島なので、「太陽と薔薇の島」と呼ばれている。その呼び名の通り、こっちに来て晴天じゃない日なんてないんじゃないかと思うくらい、毎日空が抜けるように青い。なのに、新市街にはいくつもオシャレな雨傘の専門店があったりする。いつ使うんだろう? 21年後の補足 ロードス島は「太陽の島」と呼ばれ、年間300日くらいは晴天なのだそうで、実際この滞在期間中は全く雨が降らなかったのに、ニュータウンにはなぜか傘専門店が多くて、「いつ使うんだろう?」と不思議に思っていた。 21年後、写真を見返して気づいた。この店は「Kalafatas Umbrellas」という傘店で、「ここで傘を買うと、いつか再びロドスへ戻って来られる」という素敵なジンクスがあるらしい。 ・・・買えばよかった。 ニュータウンの傘専門店 綺麗なにゃんこ スミス山 ゆるい登り坂を登っていくと、大きな円柱が見えてきた。ロドスのアクロポリスにある、アポロン神殿だ。神殿の麓には馬蹄形のスタジアムと小さな劇場跡があり、オリーブの木や野の花が一面に広がっている。観光客よりも地元の人が散歩に来るようなところで、おじいさんとおばあさんが古代スタジアムでランニングしていた。 アポロンは円柱が少し残っているだけなんだけど、ここからの景色はまさに絶景。ロドスの街と海が見渡せる。これでもかというほどのエーゲ海の青さに感動! 恐竜の親戚みたいなトカゲもいた。 アポロン神殿の上の道を2つほど渡ってみると、突き当たりが絶壁になっていて、目の前がドーーンと海! すごく綺麗!! 沖縄とはまた違った青さだ。天気が良いので、海の向こうに島が見える。崖に座って、しばらく景色を眺めた。 スミス山の古代スタジアムは地元の人のお散歩コース 美しいカーブを描いた石造りの観客席。 自然と歴史がそのまま残る素朴な景色 重厚な中世の石壁を背に咲くスミス山の頂に佇むアポロ・ピティオス神殿の遺跡 恐竜の親戚みたいなトカゲ 地中海の春の象徴「ユダの木(セイヨウハナズオウ)」春のスミス山は花がいっぱい。 ロドス市街の住宅街とエーゲ海 スミス山の高台で見かけた、のどかな放牧の風景 イアソス(Ialyssos)方面へと続くロングビーチのパノラマ ホットサンドとビーチ そろそろお腹がすいてきたので、ぼちぼちロドス市街へ戻ることにした。ファストフード店が軒を連ねる通りでピザ屋を覗くと、ショーケースにいろんなホットサンドやピザが並んでいて、美味しそう! 野菜がたっぷり入ったホットサンドを1つ注文すると、その場で焼いてくれた。おいしーー! 店の前に並べてあるテーブルを使って良いとのことなので、現地の若いモンを眺めながら食べた。 ギリシャの女の子は、お昼をサラダだけで済ませている人もよく見かける。だよねぇ。ベーカリーはほとんどがパイやドーナツばっかりだし、ピタはお肉がたっぷりで油っぽいし、こんなものを毎日食べてたら太るでしょう。スレンダーな女性が多いのは、このへんの意識の違いなのかな……。 お昼を済ませて、ビーチへと向かった。海岸には今日も水着で肌を焼いている人がたくさんいる。私にはまだ肌寒く感じられるんだけどなぁ……。片や長袖シャツの上からジャンパーを着ている人、片やトップレスで砂浜に寝転がる人。体感温度が違うのか?。 かわいいホッとサンド えっと、寒くないですか? アイスクリーム それにしても、ヨーロッパ人って太ってようが、腹が出ていようがお構いなしで、お腹が見える服を着る。「いいのか、その肉!?」具合は、日本ではちょっと考えられない。でもやっぱり比べてみると、日本の女の子は細いだけで、貧弱だなあと思う。 それから水族館に行こうと思ったんだけど、なんだか入口が廃墟のようになっていたのでやめた(それでもオープンしているようだった)。 旧市街へ戻り、お気に入りのアイスクリーム屋でオレンジ&チョコレートのアイスクリームを買って、本日の散策終了。 5日もロドスにいることにしているので、だんだんヒマになってきた。のんびりできない性格は、こういう時に困る。ノートPCでもあれば、ばんばんホームページを作るのになぁ。次に長期旅行をする時は、必須物品に入れておこう。 オレンジ&チョコレートのアイスクリーム Location ■スミス山Acropolis of RhodesDiagoridon 68, Rodos 851 00, Greece
Greece–Turkey 40-Day Journey / Day 25 旧市街の朝 朝、とても気持ち良く起床。ベッドの横に大きな窓があるので、とても気分が良い。オレンジとパンを食べて、グランド・マスターの宮殿に向かって出発。町はまだ静かだ。 ロドスは路地が良い。パン屋の横を通りかかると、前掛けをした大きなおじさんが、片手に子猫をわしづかみにして、納屋の裏に移動させていた。表にいたら危ないからかな。なんだかジブリ映画みたい。 光が差し込む宿の部屋 宿の前に集まる猫たち グランド・マスターの宮殿 グランド・マスターの宮殿に繋がるイポトン通り(別名・騎士団通り)は、ゆるやかな坂道で、とても雰囲気があるのだけど、常に観光客の団体がいて、まるで絵にならない。朝9時に来てみても、やっぱり団体さんがいた。 グランド・マスターの宮殿に到着。大きな四角い石を積み上げて造られた、質実剛健な建物だ。きらびやかな装飾はないけれど、すごくかっこいい。 明かりを灯す燭台は、一部屋ごとに違った花のモチーフになっている。第一次世界大戦後、イタリア統治時代にはムッソリーニのための別荘として整備されたのだそう。床にはたくさんのモザイク画が残っていたし、ラオコーン像は生々しいほど迫力がある。 個人的には廊下や階段がツボ。いつでも敵の襲来に備えていたのだろう。飾りもなく広々として、天井が高い。 ロードス島の中世都市・騎士団通り 騎士団長宮殿の2階回廊。かつての聖ヨハネ騎士団の権威が漂う重厚な石壁と美しい連続アーチ 『グランドマスターの宮殿』の堂々たる正面玄関。 重厚な中世の石壁を背に咲く春の藤の花 植木鉢が並ぶ宮殿内の美しい石階段 花や植物を模した優美なアイアンの壁掛け燭台 重厚感あふれる石造りの大階段 宮殿の床に広がる古代ローマ時代のモザイク画 ランチとショッピング お昼頃、ランチにしようと思って、昨日地元の子で賑わっていたファストフード店「GOODY’S」に行ってみた。ピタやハンバーガー、サンド、ポテト、サラダバー、ジュースなどがあった。ナスが入ったサンドとスプライトを頼んだ。 ドリンクが間違えてコーラになっていたので「これ違うよー」と言うと、「あー、問題ないよ」と言って、すぐに替えてくれた。 席に座って食べていると、楽器を持った男の子が、歌を歌うからお金をくれと声をかけてきたり、女の子が犬の人形をたくさんカゴに入れて、買わないかと言ってきたりする。こういう風景は、日本では見られない。 それからスーパーに寄って、パンテーンのシャンプー+コンディショナーを買った。日本でもお馴染みのブランドだけど、種類がいろいろあって面白い。ちなみにパンテーンは11種類もあった。 美容液やボディクリームなんかには、ハイドロキノンやレチノール配合で、シミやシワに効きそうなモノがある。しかも、びっくりするくらい安い……。スーパーが宝箱に見えてきた。 1時間半くらい、いろんな物を手に取って感心しては棚に戻しながら、いつかこういう買い物メインで来たいなぁと思ったりした。 それから、ずらりと並んだお土産屋の一つで、お土産用に荷物にならない小さな絵を数枚買った。 ハチミツ、オリーブの瓶詰め、大理石のチェス……。全部重すぎる! ロード・オブ・ザ・リングのチェスセットを見かけた。ホビットがポーンで、最前列。フロドは何だったんだろう。あいつは果たしてポーンなのか、キングなのか……。€60の立派なやつだった。 21年後の考察 21年間放置していた「フロドは何の駒だったのか」問題について、改めて考えてみた。 フロドは本人の戦闘力だけならポーンだけど、「一つの指輪」を持っている以上、敵に取られたらほぼ世界終了。つまりキング。 クイーンは文句なしにガラドリエルの奥方。 そしてサムは、最初はごく普通の庭師=ポーンなのだけど、盤面の最奥まで進んだポーンはクイーンに昇格できるらしい。 ホビット庄を出て、モルドールの最奥までたどり着き、最後には動けなくなったキングまで背負って進む。 あれ、……サム、クイーンじゃない? なお、映画版を見たら、アルウェンは前衛に置きたい。 21年経っても、特に役に立たないことばかり真剣に考えている。 ナスのサンド パンテーンのシャンプー&コンディショナー チンチョンチャン ロドスに来て、何度か通りすがりの男の子に「チンチョンチャン」と言われて、ちょっとだけムッとしている。 3度目の時、文句を言ってやろうかと思ったけど、相手は子供だぞ、と落ち着いて「それは何?」と聞いてみた。中国人や日本人、韓国人を指す言葉なのだそうだ。だいたいそんなことだろうとは思っていたけどね。 中学生くらいの歳頃の男の子たちに「日本語で I love you って言ってよ」と言われたので、「え? 愛してる?」と言うと、 “Oh! Do you love me?” と、ひょうきんに笑っていた。 少なくとも目の前で笑っている少年たちの「チンチョンチャン」には悪気なんて全くないのだ。 Location ■グランドマスターの宮殿Palace of the Grand MasterIppoton, Rhodes Town 85100, Greece
Greece–Turkey 40-Day Journey / Day 24 船でロドスへ 朝5時半に起きて、6時半過ぎに宿を出た。出国手続きがあるので、8時までに必ず来いと言われていたのだ。ロドス行きのフェリーが出る港までは、荷物を背負った状態なら歩いて30分くらいかかる。 7時に港に着いた。敷地内には、人っ子一人いない。フェンスの向こうを、犬の散歩をしているおじさんが通っているくらいだ。あと30分もすれば人が来て、手続きをしてくれるだろうと思い、ベンチに座ってiPodで音楽を聴きながら時間を潰した。 7時半を過ぎて、カナダ人らしきバックパッカーの男の子が二人現れた。でも港の職員は誰一人としてやって来ない。 8時5分前。ようやくぱらぱらと職員がやって来て、準備を始めた。トルコ人に30分前出勤とか、そんなことをする人はいないのかもしれない。そして来てまずやることは、コーヒーを飲むことだ。 コーヒーでくつろぐ職員に船の予約の紙を見せると、「あぁ、ちょっと待ってね」と、すぐに私の名前が入ったボーダーカードが出て来た。ありがとう、エルマン! その場で€40を支払って、発券完了。 8時近くになって、ゾロゾロとヨーロッパからの団体さんがバスでやって来た。一緒に並んで出国手続きをした。パスポートコントロールの前に、飛行機みたいに荷物を流して機械に通すんだけど、私のナイフには反応しなかった。 大丈夫なのか?? ナイフと共に乗船(笑) 船の甲板から見るマルマリスはとても綺麗だった。 トルコではいろんな思い出ができた。貴重な体験もした。トルコ人の日本人好きにはかなり参ったけど、また来たいと思う国だった。トルコで出会った人たちの温かい笑顔を思い出しながら、船の窓から景色を眺めた。 もう使えなくなってしまうトルコリラで、たっぷり入ったコーヒーを買った。ナイスチョイス。 ロドス行きチケット販売所 マルマリス〜ロドスの高速フェリー ロドス到着 9時に出港して、なんと10時にロドスに着いた。 これで€40(5,600円)は高すぎる! ともあれ、ロドスが見えた瞬間からわくわくした。いきなりドーンと城壁が見えてきたのだ。騎士の街は、まるでゲームの世界みたい。 早く街を探検したかったのだけど、とりあえず港から家に電話をした。それほど大きくはなかったようだがまた地震があったらしい。あと10年、20年もすれば、日本は海の底に沈んでしまっているかもしれない、などと思う。そしたら何処に移住しようかな……。 電話を終えて、ピレウスへの船を確かめるため、港の近くに並ぶ旅行会社を訪ねた。ピレウスへの便は、ほぼ毎日あるらしい。 友達との待ち合わせは28日。ロドスには長居したい気がしたので、26日の夜行の船を取ってもらった。一番安い席で€41(5,740円)と、これまた高い。 まぁ、一晩船の中で過ごせるので、宿代が浮くのはせめてもの救いか。14時間の船旅だ。そろそろシーズンに入ってきて、いろんなものの物価が上がりはじめているような気がする。 フェリーから望むロドス島の城壁 ロドス島・マンドラキ港のシンボルシカの像 中世への入り口、ダンボワーズ門 時間が停まったようなハチミツ色の石畳の路地 宿探し フェリーのチケットも買ったことだし、さっそく宿探し。 ロドスは、城壁に囲まれた中世の姿を残すOLD TOWN(旧市街)と、ビーチリゾートのNEW TOWN(新市街)に分けられる。宿を取るなら旧市街の方が雰囲気がありそうだと思って、最初に見つけた城門から旧市街に入った。 そしてびっくり! なんだこの人の多さは! 見渡す限りの欧米人観光客に、しばし呆然とした。ロドスはギリシャでも屈指の観光地で、トルコからの日帰り観光客もやって来る。ここはすでに観光シーズンを迎えているみたい。でもアジア人は一人もいない。 お土産屋やレストランがずらりと並んでいる道を通って、旧市街の奥へ奥へと足を進めた。これだけの観光地とくれば、宿の相場は高いに決まっている。ガイドブックを見ても、ユースホステルでさえ€25~。ユースじゃなければ€40~だそう。 節約の鬼姫の私が、そんな所に泊まるわけにはいかない。 安宿がありそうな、多少不便な奥まった路地に入っていき、何軒か尋ねてみた。この辺りでもやっぱり1泊€40とか€30とか言う。 「5泊したいんだけど、安くなる?」 と聞くと、€25にしてくれた。でもまだ下げたかったので断った。カランバカでは€25の宿に泊まっていたのに、トルコの安さに味をしめてケチになっている。 細い道をきょろきょろしながら歩いていると、路地の奥に宿らしき看板が。 中に入ってみると、なんて可愛い! 今まで泊まったどの部屋よりギリシャっぽい、白と青と緑のこぎれいな部屋だった。バス・トイレ付きだと€35、共同だと€25だと言われたけど、 「もっと安い部屋を探してるの」 とねばると、€22にしてくれた。 もっと探しても良かったんだけど、宿のマダムの笑顔があまりにも素敵だったので、ここに決めた。宿泊カードを記入していると、このお洒落で可愛いマダムが、紅茶とクッキーを持って来てくれた。 素敵過ぎる宿のマダム 可愛すぎる部屋の鍵 待ちに待ったランドリーへ 部屋に荷物を置いて、今日まずやること。 それは洗濯。 ランドリーにジーパンを洗いに行きたい。ほとんどアウトサイドで過ごした20日間、一度も洗っていないため、履いているだけでなんだか臭いし、ジメっとする! ロドスはランドリーが安いと聞いていたので、この日を待っていたわけ。トルコでは1,200円と言われたところ、こっちでは630円だった。 よっしゃー!呪いが解けた! 臭くない!! ついでにパジャマ代わりのスウェットも洗った。なんだか軽くなった(おいおい)。 それから旧市街をうろうろして、次に城門を出て、新市街にも足を伸ばした。やっぱりギリシャはオシャレだ。新市街は、アメリカンリゾートっぽい雰囲気。海水浴ができる浜まで歩いてみたけど、海はとても綺麗だった。すでに水着で肌を焼いている人や、泳いでいる人がいる。 ATMが見つからず、仕方なく銀行でT/Cを現金に換えたら、次の通りでシティバンクのATMが見つかった。 ド畜生。 大きなスーパーを見つけたので、5日分の食料を買いこんだ。この辺りじゃタベルナも高くて、一人じゃ入れない。友達と合流した時に、ちゃんとしたギリシャ料理を食べに行こう。 それにしても、中世の街のような旧市街は、どの通りも同じように見えて、今日一日歩き回って一度も同じコースを歩けなかった。 (注:私は方向オンチです) 生活する気満々♪ Location ■ロドス旧市街Rhodes Old TownMedieval Town, Rhodes 85100, Greece