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パムッカレ
Greece–Turkey 40-Day Journey / Day 20

セルチュクから電車でデニズリへ

 今日はセルチュクから電車でデニズリに向う。宿をチェックアウトすると、2日泊まって、1日目の夜においしい夕食までいただいて、18YTL(1440円)だった。良い宿だったなぁ。トルコは滞在費が安くすむのでとても助かる。でもトルコの旅もあとちょっとになってきた。昨日同じ宿に泊まっていた人の話では、パムッカレはあまり見所がないらしい。1泊で充分じゃないかという話だ。だったら早めにマルマリスに移動して、ギリシャに戻るフェリーをチェックしたほうが良いかもしれない。

 電車は30分ちょっと遅れてやってきた。たぶんこれが普通なのだ。車内アナウンスはない。停車駅などもどこにも書かれていない。分かっているのは、この電車がデニズリを通るということだけ。
4時間30分くらいで着くらしいので、それまでパンを食べたり寝たりして過ごした。
セルチュクの駅前のパン屋さんは良かった。とても親切で聞くと説明してくれるし、いつもおまけしてくれる。今日はミートパイにしてみた。これもgood! アイランによく合う。トルコに来てから肌がとてもきれいになった。アイラン効果?
若く見られるのは肌の調子が良いからだろう。でも20歳とか22歳は言いすぎだと思う…。

 オトガルに行って、エフェソス行きのバスに乗った。エフェソス遺跡(トルコ語ではエフェス)は町から3〜4kmのところにある。入場料が15YTL(1200円)と少し高めだけど、見ごたえのある遺跡だ。お菓子を買って来るんだった。

 さて、そろそろデニズリのはずなのだが、と思って前の席の男の人に「ここ、デニズリ?」と聞くと「デニズリなの!?」と席から飛び上がられてしまった。
「いや、ごめん、解らないんだけど‥‥」と謝る。かわいい顔の青年で、雰囲気が俳優のキップ・パルデューに似ている。
でも身長は190cm以上ありそうだ。「僕らもデニズリに行くんだ。パムッカレに行くんでしょ?」と彼が聞くので、「うん、そう」と答えた。彼とその彼女と三人で「デニズリにはいつ着くんだろうねぇ…」と話をしていると、近くに座っていたトルコ人のおじさんが「次の駅だよ」と教えてくれて一安心。

パムッカレ村

 まもなくデニズリ駅に着いた。待ち構えていた客引きやタクシーを振り払って3人でオトガルまで歩いて行き、そこからパムッカレ村行きのバスに乗った。この二人はフランス人で、彼はマッシュ、彼女はアニエスという。アニエスはとても小柄でかわいらしく、デニムのスカートにタイツなんて履いている。それに比べて私は、そろそろ男装も板についてきたような格好で、大違い(笑)
「宿はまだ決めてないんだ」というと、「一緒に探そうよ」と言ってくれた。見つけた宿は1泊15YTL。彼らはダブル、私はシングルで部屋を決めた。

 パムッカレ村はセルチュクの宿で話に聞いていた通り何もない。長居するには少し退屈な村だ。ここの観光の目玉は石灰棚と温泉なのだけど、周辺の観光開発によって温泉水が使われすぎたため、石灰棚を守るために流す湯量が制限されているらしい。時間帯や場所によって意図的に水を止め、限られた温泉水を振り分けているのだそうだ。
観光客は、石灰棚の白とそこに流れる温泉の青がつくる幻想的な風景を楽しみにやって来るっていうのに、ちょっと残念。

石灰棚から見下ろすパムッカレ村
石灰棚からパムッカレ村を望む。天気が良くなくて残念!

パムッカレ村散策

 今日は天気も悪いし、夕方だし、石灰棚には明日行くことにして、パムッカレ村を散策することにした。溝を覗いてみると、流れている水が白い。石灰が混じっているみたい。そして蟻が大きくていかつい。

 それから、村の中にいくつかあるロカンタ(食堂)の前を通ると、ガイドブックで有名なムスタファさんのロカンタの人に声をかけられたので、ちょっと早めの夕食にすることにして、お腹に軽そうなチョルバ(スープ)を注文した。トマトベースのスープで中にライスとチキンが入っている。これにエキメッキというトルコパンが付いていて、スープにつけて食べるととてもおいしい。チャイまで付いて2.5YTL(200円)。

 それからネットカフェがあったので、「明日使いたいんだけど、1時間いくら?」と中にいたおじさんに聞くと、店の中を見せてくれて「日本語もOKだよ。1時間は3YTLだ」とのこと。イスタンブールより高いけど、仕方ないか。
そのおじさんが「ここの次はどこに行くの?」と聞くので、「マルマリス」と答えたら、「わぉ!おじさん、マルマリス行きのバスの手配もできるよ!」と、旅行代理店もやっているそうだ。
何でも屋なのか、この人は。

 バスの値段だけ聞こうと思って、そのおじさんのオフィスを尋ねると、ジャージを着た兄さんがいた。

「あ、君!さっき会ったよね!」
と手を差し出されたので
「そうだっけ?」
と言って握手をした。

「日本人? オーレー、オーレー、マツケンサンバーー」

と歌いながら踊りだしたのでびっくり。
「なんでそんなのを知ってるの!?」
と聞くと、

「実は日本人だからね。いやいやジョークだよ。日本には2回行ったんだ。夢の中でね」

などと、一瞬引いてしまうような、妙なテンションの人だ。
でも悪い人ではないみたい。仕事の話はとてもまじめだった。デニズリ→マルマリスのチケットも、ガイドブックと同じ金額にしてくれたし、マルマリスからロドスへ行く船も調べてくれた。なんとロドス行きは毎日あるそうだ。
ホームページの情報と違う。船の運行会社さん、お願いだからホームページ更新してよ!せっかくなので、ロドス行きの船も予約してもらった。値段は40€(5,600円)と高いけど、出国税なども含まれるので仕方ない。
なんとも予想外に今日の内に先の予定がだいぶ立ってしまった。まぁ良かったのかも。

側溝を流れる水も白い
側溝を流れる水も白い
凶悪そうなアリ
凶悪そうなアリ
見頃を迎えたハリエンジュ
見頃を迎えたハリエンジュ
チョルバとエキメッキ
チョルバとエキメッキ

Location

パムッカレPamukkale
Atatürk, Efes Harabeleri, 35920 Selçuk/İzmir,Turkey