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テッサロニキ
Greece–Turkey 40-Day Journey / Day 9

テッサロニキ

 6:00 — 起床。7時のバスに乗るため、6:20頃宿を出た。平日万歳!バスステーションが開いている!テッサロニキまでの片道チケットを14.50€でゲット。11時に着くらしい。宿をさっさと決めることができたら、探検できそうだ。

 

 11:00 — テッサロニキに着いた。‥‥で、ここは何処だ?市中心部のバスターミナルに着くつもりだったのに、なんだか郊外っぽい雰囲気。建物の外に出てみてターミナルの上を見上げたら『マケドニア』と書いてあった。新しくオープンした長距離バスの発着ターミナルみたい。ガイドブックの地図にも載らないくらい郊外。なんとかして市の中心まで向かわなければ。 バスターミナルの中で人に尋ねまくって、30分もかかってようやく市内行きのバスに乗ることができた。

 テッサロニキは「観光地」というよりも、ギリシャの人たちの日常が広がる大都会だ。私が訪れた時は街全体がかなり埃っぽくて、雨が降るまで洗わない習慣なのかなと思ってしまうほど、どの車も字が書けるほど真っ白だった。肩から掛けていたバッグを抱きしめて、周りの物にこすらないようにして隙間を歩いた。大きな道路はどこも車と人のカオス。都会すぎて寛げそうになかったので、翌日には発つことにした。 でも、デルフィの寒かったあの日に死ぬ程欲しかったジャンバーとかパーカーとかが、安い値段で売っている。今日は暖かいので、買おうとは思わなかったけど、こういうところに普通の服は売っているんだなぁと思った。観光地の店先には、民族衣装みたいなデザインの服や、ギリシャの有名な革製品ばかりが並んでいて、自分がそれを身につけるイメージはまったく湧かなかった。

 とりあえず分かりやすそうな場所でバスを降りた。 初めて間近に見たエーゲ海は、あんまり綺麗じゃない。ここは都会だから仕方ないのかな。ガイドブックの地図を見ながらツーリストインフォメーションまでバックパックを背負ったまま1kmほど歩いたけど、その場所にインフォメーションはなかった。地図や安宿情報をもらおうと思ったのにな。仕方がないのでガイドブックに載っていた安宿を2軒ほどたずねた。1軒めは35€を30€にしてくれたけど、2軒めは、30€を18€にしてくれたので、そこに決めた。18€って、ギリシャに来て最安。私が開口一番「やっすい部屋ある!?」と聞いたからだろう。「まぁまぁ、先に部屋を見てきなよ」と言われて私が部屋を見ている間に、宿のおじさん達は私に宿代をいくら提示するかの作戦会議をしていた。部屋はあんまり綺麗じゃないけど、明日発つから問題ない。宿の人はノリの良い関西人みたいな人。「明日の朝発つから、先に宿代を払っても良い?」と聞くと、「Why not?!」と返って来る。関西弁の「なんでやねん!」に聞こえてしょうがない(笑)テッサロニキってギリシャ第二の都市で、日本でいうところの大阪みたいな位置づけの都市だからか、そんなことを思った。

テッサロニキ国鉄駅

荷物を部屋に置いて、まずテッサロニキ国鉄駅に向かった。宿から歩いて10分ほどで駅に着いた。なんだか必要最小限な感じで、「国際列車が行き来する」と聞いて想像したような広くて複雑な駅ではなくて、とても分かりやすい駅だった。インフォメーションでイスタンブールへの行き方を聞いたら、毎日朝7:20に出て、21:30にイスタンブールに着くそうだ。電車代は40€。6000円弱で国を超えられる。イスタンブールへはバスも出ているようだけど、たぶんバスより安いので電車にした。国境のピシオン駅で乗り換えがあるという。大丈夫だろうか‥‥。イスタンブールに夜着くというのもまた怖い。でも、ここで悩んでいても仕方ない。チケットを買いに窓口に行った。ところ【INTERNATIONAL TICKETS】売場が閉まっている。隣の窓口のお姉さんに聞いたら、うーん、と言いながらぐるりと辺りを見渡して、
 
 「17時には戻ると思うわ」
 
 嗚呼、シエスタ!

テッサロニキ国鉄駅
テッサロニキ国鉄駅
チケット窓口
チケット購入窓口

はじめてのエーゲ海

 国際列車は前日までに予約をしておいた方が良いので、17時にまた駅に戻って来ることにして、テッサロニキの観光に出かけた。テッサロニキは、ビザンティンの影響が強く、都会の街中にポコっと古いビザンティン建築の教会や城壁が現れる。たくさんある教会の中でも格式の高い古い教会を訪れると、お菓子をもったおばちゃん達がたくさん集まって、談笑しながら教会が開くのを待っていた(またしてもシエスタで閉まっていた)。 こんな大都会なのに、ペットショップをよく見かける。アヒルやガチョウが猛烈にプッシュされて売られていた。エーゲ海沿いのニキス通りには高級ホテルが並び、アリストテルス広場周辺にはオシャレなカフェがずらりと並んでいる。でも今日はカフェじゃなくて、ちゃんとご飯を食べたい気分。カランバカでの3日間、まともな食事をしてないから。

市場の様子
市場の様子
市場にてアヒルが猛烈プッシュ
なぜかアヒルがたくさん売られている
大きな教会
シエスタ中で入れなかった教会
二キス通り
二キス通り

市場のタベルナ

 街をぐるぐると見て回ってから、17時頃再び駅に行って窓口でイスタンブール行きのチケットを買った。それから中央市場をうろついて、早い時間(18時頃)から人が入っていたタベルナを覗いてみた。下町的な雰囲気ががなんだか良い感じだ。市場の中の店なんて絶対美味しいでしょ。と思って、店に入る。メニューを見ながらどれにしようか悩んでいると、お客と一緒になって食事をしていた店のおじさんが、「あれだったらキッチンの中見る?」と声をかけてくれたので、見せてもらうことにした。キッチンの中には10種類ほどの料理がガラスケースの中に入っていた。野菜を細く切ってバルサミコで和えたサラダと、貝のピラフみたいな料理を頼んだ。(パンは勝手に出て来るんだけど、カバーチャージを取られている)うーーん、久しぶりのちゃんとしたご飯は格別!でも、量が結構多いので食べるのが大変。 ギリシャの人たちは、この多めの料理を数人で囲んで、長時間お喋りをしながら食べる。楽しそうにトークしながら長居している常連客を見ていると、一人でいるのが少し寂しくなった。それでも、美味しいご飯を食べて体力も気持ちもかなり回復した。 お腹もいっぱいになって、11€(1540円)だった。やっぱり一人で食べるには少し高いと思う。今日は宿代が安いから、まぁいいか。 さぁ、明日はいよいよトルコへ向かう。

雰囲気のあるタベルナ
市場の中のタベルナ
タベルナご飯
久方ぶりのちゃんとしたご飯♪

Location

■テッサロニキ国鉄駅Thessaloniki Railway Station
Monastiriou 28, Thessaloniki 546 27, Greece