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カッパドキア
Greece–Turkey 40-Day Journey / Day 15

サフランボル→アンカラ

 今日は一度アンカラまで出てから、カッパドキアに向かう。到着は20時頃の予定。結構遠い。宿の人がわざわざ私のために6:30に朝食を準備してくれた。

 チャルシュの広場からミニバスに乗って、クランキョイの町にやってきた。特にバス停が決まっているわけじゃないから、降りたい場所で運転手に声をかけなきゃならないんだけど、昨日クランキョイからチャルシュまで歩いていなかったら、降りる場所がわからなかったかもしれない。道を覚えていたので「ここクランキョイだよね!?」と言って飛び下りた。 クランキョイのバス会社でアンカラまでのチケットと、アンカラからネヴシェヒルまでのチケットを買った。アンカラのオトガルは大きいと思う。アンカラはトルコの首都だ。

ドイツの医学生と異文化交流

 アンカラ行きのバスがやって来た。バスの中で隣の席になったドイツの大学で医学部に行っているという女の子と話をした。「あぁどうしよう。私、英語があんまり得意じゃないの。ドイツ語の方がベター。あなたドイツ語はどう?」
まさか私が大学生のとき、第2外国語でドイツ語を専攻していたなどとは言えない。彼女はトルコ人なんだけど、ホリデーでこっちに戻って来ていて、これからドイツに帰るところなのだという。「なぜわざわざドイツの大学に行ってるの?」と尋ねると、ドイツの方が沢山学べるのだそうだ。彼女曰く「トルコの医者はね、たいてい触診や目で見て判断するだけなのよ。だから勉強したい人は外国に出て、機械を使った勉強をするの。私もトルコで勉強したかったんだけど、母親がドイツで勉強するべきだって言ってね‥」と言っていた。彼女からは一人旅は危ないと相当念を押された。「外国で一人旅なんて、怖くないの!?」とばかり言われた。「そりゃぁ時々不安な時もあるけど、次の瞬間素敵な事がいっぱいあるからね」と答えると、「そう‥。でもお金はバッグに入れちゃだめよ。体のどこかにくっつけとくこと!」と言って、私だってそうしてるんだから、とボヤいていた。

 トルコの地図を広げて私のトルコの旅のプランを説明すると、「ねぇ、その計画は誰かから聞いたの?」と言うので、「自分で決めたけど、どうして?」と聞くと、「カッパドキアなんかは解るわ。でもなんでサフランボルなんだろうと思って。サフランボルにはたくさんの日本人がやって来るから、いつも不思議だったの」と、長年の疑問をぶっちゃけられた。「旅行会社のツアーはどうだか知らないけど、多くの日本人は、こういうヒストリカルな場所が好きなんだと思う」と説明した。

 「トルコは好きよ。料理が美味しいしね」と言うと、「そういえば、日本人はピラウ(トルコ式ピラフ)を沢山食べるけど、どうしてそんなに細いの?私たちがそんなに食べたら、見る間にデブデブになっちゃうわ!」と彼女。日本人だって、そんなにばくばくご飯を食べたら太ります。「日本ではお米を油で炒めて食べるばかりじゃないのよ」と答えた。「へぇ、どうやって食べるの?」「水だけで炊くのよ」「物足りなさそう」「そうだなぁ、スープみたいなの(味噌汁)とかと一緒に食べるかなぁ‥‥」とても説明に困った。

アンカラ到着

 そうこう話しているうちに、アンカラに着いた。アンカラのオトガルもまた、日本のバスターミナルの比じゃない。まるで空港だ。彼女と別れて、カッパドキア行きの乗り場を尋ねて回ったけど、声をかけた人みんな英語がダメで、オトガル職員の男女に尋ねたら、「お前、英語話せる?」「無理よ」とつっつきあって、最後には「インフォメーション!」とエスカレーターを指差した。オッケー!それだけわかれば充分です。

 2階のバス会社のオフィスで乗り場を教えてもらって、売店でチーズとハムのサンドを買って食べた。出発の20分くらい前に、荷物をバスに詰め込もうと思って、乗り場に行くと、教えられたバスと違うバスだった。教えてくれたおじさんは笑いながら「ドンマイ!こっちだ!」ってかんじだ。ジャストの時間に私が行ってたらどーするのよ!まぁ間に合ったからいいけど。

メトロの長距離バス
メトロの長距離バス

ギョレメ到着

 今回乗ったメトロのバスは、あんまりサービスが良くなかった。残念。5時間ちょっとかけて、バスはネヴシェヒルに到着。それからセルヴィスに乗り換えて、観光しやすそうなギョレメ村まで向かった。ギョレメのオトガルに着いたのは、21時頃。近くに安くて良い宿を見つけて、そこに決めた。レセプションでエルマチャイをいただきながら、オーナーと話をした。オーナーは英語が堪能で、日本が大好きらしい。日本人の友達が欲しいんだけど、宿には学生しか来ないんだと悲しんでいた。宿代が安いからですよ、きっと。 宿の前には大きなWALNUT(クルミ)の木があって、オーナーの話では、この木は200歳で、オーナーのおばあさん(世代が合わない気がするから曾祖母なのかも)が植えたものなのだという。オーナーがこのホテルを建てた時に、もう1本、クルミの木を植えたそうで、こちらは11歳。大きなクルミの木の後ろにちょこんとあるのがそれだ。共に時を重ねるFamily Treeを大事にするオーナーの姿勢は、なんだか素敵だなぁと思う。

 レセプションのテレビには、MTVみたいな音楽番組が映っていた。歌手の男の人が、トンネルの中で歌いながら歩いていて、ぼこぼこに車に跳ねられるというPVだ。そのクレイジーっぷりに大笑いしてしまった。オーナーは、「彼はLOVEを歌ってるんだ。センシティブにね。LOVEは人をクレイジーにさせるってことさ。でも、これはコメディだね。歌詞は情熱的なんだけどなぁ」と言っていたが、何度見ても吹き出す。明日はギョレメの村を見てまわるつもり。

WALNUT HOUSEのお部屋(2005年当時)
WALNUT HOUSEのお部屋(2005年当時)
オーナー自慢のくるみの木
オーナー自慢のくるみの木(推定200歳)

Location

ギョレメGöreme
Göreme, Nevşehir Merkez/Nevşehir, Turkey